英語の発音はひとつひとつの単語をはっきり発音しているわけではありません。音の変化があります。
リエゾン(リンキング)・リダクション・フラッピングなどがありますが、高校入試のリスニングではあまり多用されておらず、比較的一語一語しっかり発音している問題が多いです。中学生にはまだ音が変化した英語は聞き取れないということなのかもしれません。もしくはそのような出題しても帰国生以外はほとんどができなくて点数の差がつかないので出題しないのかもしれません。ただこうした知識は将来の英語学習にも必要ですし、全く入試に出ないわけでもありません。

例えば、海城高校の入試(現在は高校募集をしていません)のリスニング(HPで公開していました)で以下のような文章が出ていました。

Doctor:Now then, what’s the trouble?
Patient:My left ear hurts.
Doctor:Let’s have a look at it.

音の変化を全く知らないと「レッツ ハヴァ ルカリ?? なんだこれ?」と混乱してしまい、その後の内容が聞き取れなくなってしまう危険があるわけです・・・。

それで今後このブログで英語の音の変化についても説明していきます。全て入試に出るわけではありませんが、知識として知っておいて損はありませんし、楽しく音読する上で役立ちます!!

※You Tubeには英語の発音に関する良い動画がたくさんあります。でもこのブログをご覧になっておられる方は高校受験で合格するためのリスニングの勉強法に一番関心があると思います。結局どのような内容が出題されるかを知れば、高校受験に必要な知識が分かります。やはり過去問をやってみることが一番の対策になるのではないでしょうか。是非リンク集をご覧ください。