Hi,how’s it going?  皆さまこんにちは。

イギリス英語とアメリカ英語の発音の違いについて一緒に勉強してみましょう。すでにこのサイトでは単語を一つ一つはっきり発音するのではなく、音がくっついたり発音しないことがあったりするということを学んできました。どちらの音の変化も理解しておくことは重要です。なぜなら高校のリスニング問題は学校の英語のネイティブの先生が発音して読んでいることが多く、イギリス英語のこともあればアメリカ英語のこともあるからです。以前もブログで書きましたが、高校入試ではそれほど音の変化をさせて読まず、一語一語をはっきり読んでいます。でも、普段はそうは話していないので時々通常の発音が出てしまうことがあるんです(笑)そのことを知っているだけで、テストの途中で「ん?聞き取れなかった・・・」と焦ってしまうことを避けることができます!

ではイギリス英語とアメリカ英語の発音の違いについて勉強してみましょう。今日は、t の音について考えます。

イギリス英語は t と母音がつくとタ行の音に変化します。でもアメリカ英語は t と母音がつくとラ行の音に変化します。前回のブログで紹介した get up ですが、イギリス英語ではゲタップ、アメリカ英語ではゲラップになると紹介しました。別の単語で考えてみましょう!

set up イギリス英語→セタップ(tとアの音がくっついてタ);アメリカ英語→セラップ(tとアの音がくっついてラ行に変化するのでラ)

get on イギリス英語→ゲトン(tとオの音がくっついてト);アメリカ英語→ゲロン(tとオの音がくっついてラ行に変化するのでロ)

Where do I get on the bus?  学校英語だと”フェア ドゥ アイ ゲット オン ザ バス?”と発音するように習うと思います。実際はイギリス英語だと”(ウ)エルアイ ゲトン (ザ) バス?”、アメリカ英語だと”(ウ)エルアイ ゲロン (ザ) バス?”と発音します。

皆さんはアナと雪の女王をご覧になりましたか?アメリカ英語の発音がよく分かりますよ。

次回お話しますね。

Have a nice day!